--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 |
trackback(x) |
comment(x)
2006/09/20
懐かしいニオイ。
それはなんだい?
カレーのニオイ?焼き魚のニオイ?それとも石鹸のニオイ?
ボクが高校生の頃、同じ塾で授業を受けているT君は激しくワキガだった。
眼はシパシパするし、集中できないし、非常に被害甚大だった。
彼は学ランを着ていたが、彼のワキガはいつでもエンジン全開で、学ランという防御壁をいともたやすく突破していたコトを覚えている。
授業がエキサイトする中盤すぎになると、教室は蒸しだす。
そんな中、彼がおもむろに、役に立ってないとは言え最終防御ラインとも言える学ランを脱ぎだす素振りを見せる度、ボクは何度となく
“先生!冷房は設定17度から動かさないでください!!”
と、オブジェクションを唱えたかったものだ。
これがボクの懐かしいニオイ。
先日休憩室で、なんだか懐かしいニオイをかいだ。
あぁ、忘れもしない、これはワキガのニオイだ。
また、会ったね、ハローモーニン!ワキガさん。
誰もいない休憩室。
きつい残り香だけが残っている。
今ここに誰か入ってきたら、間違いなくキミはボクを疑うよね?
休憩上がりに人の制服を間違って着てしまった。
むせ返るようなニオイ。
あぁ、こいつが原因だったんだな。
軽く3年分は凹んだ。
その日はまるっきり低空飛行。
高校生だったボクは、他人のワキガにヒドク敏感になり、自分は大丈夫だろうかと心配したものだ。
当時付き合ってたコに強引に嗅がせるといったプレイまがいのコトもしたなぁ。
“大丈夫、ワキガじゃないよ”
と言った彼女。
“だ、だいじょうぶ”
ってどもっていなかったよ、タブン。
顔色悪くなかったよ、タブン。
今となっては自分がワキガだろーが違かろうがどーでもいい。
もっと心配事ができたから。
それはボクには避けられないから。
加齢臭。
耳の裏とかきっとそろそろクサイ。
スポンサーサイト